南昌市の概況
南昌市の概況
南昌市は江西省の省都、面積は7,400平方キロメートル。市内は6つの区と3つの県に分かれ、南昌ハイテク技術産業開発区、南昌経済技術開発区の2つの国家級開発区がある。18年末戸籍総人口は514万人。
18年のGDPは前年比9.8%増の5,000億元。社会消費品小売総額は同12.5%増の1,429億元、貿易額は同25.9%増の122億ドル、特に輸入が同58.4%増と大幅に上昇し、38億ドルとなった。南昌市は江西省経済の3割を成す。
主要産業は自動車及び自動車部品、食品・生物医薬、新材料、航空、電子情報、アウトソーシング業、紡績(衣服)産業がある。18年の自動車生産数は31.7万台(前年比21%増)で、省全体(46.2万台)の7割近くを占める。完成車メーカーには江鈴汽車と西凱馬百路佳客車がある。
進出する大手外資企業には、マイクロソフト、コカコーラ-、いすゞ自動車、メタルワンなどがある。進出日系企業は約20社。
インフラ建設がよく進んで、省内都市を結ぶ都市間快速および全国の主要都市を結ぶ高速鉄道建設が急がれる