江西文化観光

【気候】
四季がはっきりしており、春秋は短く、夏冬が長い。冬でも氷点下になることはほとんどなく1月の平均気温は3.6~8.5℃で、夏7月の平均は26.9~29.8℃と温和な気候です。

【食文化】
盆地特有の湿気によって体に籠る熱を飛ばすため、香辛料(トウガラシや酸味)の効いた料理が多い。アヒル、魚など自然の素材をふんだんに使います。米が主食の文化圏です。

【主な観光名所】
江西には、国家重点景色名所となる廬山、井岡山、三清山、竜虎山、及び南昌、九江の回りと南部、北東部に分布する17ヶ所の国家重点文物保護地があります。

古城―南昌には、藤王閣、八一武装蜂起旧跡、百花洲、青雲譜などがあります。そのうち、藤王閣は唐初頭の詩人―王勃が序文を書いた所で、武漢の黄鶴楼、岳陽楼と共に長江南部の三大名楼と呼ばれます。長江の辺に位置する九江には、甘棠湖煙水亭、陶渊明祠、ここ数年の間に再建された旧潯陽楼もあります。

九江市の南に位置する廬山は昔から中国の観光地、避暑地で、林が茂り、崖が林立し、滝と雲が交じり合い、花小道、仙人洞、東林寺、白鹿書院などの古跡が見られます。観光の宝庫と呼ばれる湖口石鐘山は江に臨み、石の洞窟が至る所に見られ、波が打つと鐘を鳴らすような音がして、奇妙な名所と呼ばれます。「陶器の都市」と呼ばれる景徳鎮は江西の北東部に位置します。道教の名山は玉山三清山、貴渓竜虎山、南城麻姑山などです。

江西南部に位置する井岡山は革命勝地で、林、雲、泉、滝を保有する景色名山でもあります。その他、萍郷ケツ竜洞、吉安青原山、カン州通天岩、瑞金革命勝地などがあります。